# 管理職研修ドットコム | 中堅・中小企業のための管理職研修成功のポイント --- ## 用語集 - [ジュニアボード](https://kanri-syoku.com/glossary/1792/): 若手社員や中堅社員が自社の経営について提... - [自己申告制度](https://kanri-syoku.com/glossary/1793/): 企業が従業員に、希望する異動先や職種を自... - [人材ポートフォリオ](https://kanri-syoku.com/glossary/1794/): 人材を「マネジメント型」「スペシャリスト... - [ストックオプション](https://kanri-syoku.com/glossary/1795/): 自社株を、あらかじめ定めた金額(権利行使... - [セルフ・エフィカシー](https://kanri-syoku.com/glossary/1796/): 自分は行動・努力すれば「できる・良くなる... - [早期退職制度](https://kanri-syoku.com/glossary/1797/): 業績が悪化した企業が退職者を募り、自主的... - [創発](https://kanri-syoku.com/glossary/1798/): グループ全体のパフォーマンスが、グループ... - [ストレス耐性](https://kanri-syoku.com/glossary/1799/): ストレスに耐える力のこと。同じストレスが... - [中心化傾向](https://kanri-syoku.com/glossary/1800/): 人事評価において、評価者が評価尺度の中央... - [ハロー効果](https://kanri-syoku.com/glossary/1801/): 人やものを評価をするときに、目立っている... - [寛大化傾向](https://kanri-syoku.com/glossary/1802/): 人事評価において、評価者による被評価者の... - [論理誤差](https://kanri-syoku.com/glossary/1803/): 人事評価において、複数の評価項目の内容が... - [評価エラー](https://kanri-syoku.com/glossary/1804/): 人事評価をするときのエラー。 評価者によ... - [フィードバック面談](https://kanri-syoku.com/glossary/1805/): 人事評価を行った後に、評価者である上司が... - [期末誤差](https://kanri-syoku.com/glossary/1806/): 人事評価を行う直前の出来事に引っ張られて... - [逆算化傾向](https://kanri-syoku.com/glossary/1807/): 人事評価において、最終評価を決めてからそ... - [対比誤差](https://kanri-syoku.com/glossary/1808/): 人事評価において、評価者の上司が自身を基... - [T型人材](https://kanri-syoku.com/glossary/1809/): 特定の分野を極めつつ、それ以外の分野にも... - [定年後再雇用](https://kanri-syoku.com/glossary/1810/): 従業員が定年年齢の60歳に達して退職した... - [ディープラーニング](https://kanri-syoku.com/glossary/1811/): AI(人工知能)に用いられる技術である機... - [デジタルネイティブ](https://kanri-syoku.com/glossary/1812/): 幼いころから、パソコン、インターネット、... - [TOEIC](https://kanri-syoku.com/glossary/1813/): 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーショ... - [同一労働同一賃金](https://kanri-syoku.com/glossary/1814/): 同じ労働内容であれば同額の賃金であるべき... - [データドリブン](https://kanri-syoku.com/glossary/1815/): データを元に次の行動を決めたり、行動した... - [デジタル・ディスラプション](https://kanri-syoku.com/glossary/1816/): デジタル技術によって起きる破壊的なイノベ... - [ラテラル・シンキング](https://kanri-syoku.com/glossary/1817/): 前提や制約を取り払って、発想を広げる思考... - [ノンバーバル・コミュニケーション](https://kanri-syoku.com/glossary/1818/): ジェスチャーや態度、表情、声、行動など、... - [ハインリッヒの法則](https://kanri-syoku.com/glossary/1819/): 重大事故が発生するメカニズムに関する経験... - [反転授業](https://kanri-syoku.com/glossary/1820/): 子供の学習において、まずは家庭でタブレッ... - [BCP](https://kanri-syoku.com/glossary/1822/): 事業継続計画(Business Cont... - [モラール・サーベイ](https://kanri-syoku.com/glossary/1823/): 企業が自社の従業員の満足度や問題意識など... - [MECE](https://kanri-syoku.com/glossary/1824/): お互いに重複がなく(Mutually E... - [ロジカル・シンキング](https://kanri-syoku.com/glossary/1825/): 論理的思考。問題や課題を細分化して、細分... - [リベラルアーツ](https://kanri-syoku.com/glossary/1826/): 幅広い知識を身につけて、異なる考え方やこ... - [ビジョン・ステートメント](https://kanri-syoku.com/glossary/1827/): 企業などの組織が将来像を表明すること。 ... - [ミレニアム世代](https://kanri-syoku.com/glossary/1828/): 1980年代から2000年代初頭に生まれ... - [マインドフルネス](https://kanri-syoku.com/glossary/1829/): 心理療法のひとつで、今この瞬間に集中して... - [マイクロラーニング](https://kanri-syoku.com/glossary/1754/): 1~5分程度で学べる勉強法。インターネッ... - [カタルシス効果](https://kanri-syoku.com/glossary/1755/): カタルシスとは、混沌や不安が解消された後... - [アンダーマイニング効果](https://kanri-syoku.com/glossary/1756/): 作業の行為者に報酬を与えることで、かえっ... - [ジョブアサイン](https://kanri-syoku.com/glossary/1757/): 適切に仕事を割り振ること。任命。jobは... - [ROE](https://kanri-syoku.com/glossary/1758/): 自己資本利益率。自己資本に占める利益の割... - [ROA](https://kanri-syoku.com/glossary/1759/): 総資産利益率。Return on Ass... - [アンガーマネジメント](https://kanri-syoku.com/glossary/1760/): 怒りの感情を制御すること、怒りを鎮めるこ... - [EQ](https://kanri-syoku.com/glossary/1761/): 心の知能指数。Emotional Int... - [オフサイト・ミーティング](https://kanri-syoku.com/glossary/1762/): あえて職場から離れた場所で打ち合わせをす... - [LGBT](https://kanri-syoku.com/glossary/1763/): レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同... - [HRテック](https://kanri-syoku.com/glossary/1764/): ITや人工知能(AI)などのテクノロジー... - [オープン・イノベーション](https://kanri-syoku.com/glossary/1765/): 組織外の知識や技術を積極的に取り入れてイ... - [オープンスペーステクノロジー](https://kanri-syoku.com/glossary/1766/): 組織やプロジェクトチームのメンバーが情熱... - [カスタマージャーニー](https://kanri-syoku.com/glossary/1767/): 顧客が購入に至るまでの過程のこと。マーケ... - [キャリアカウンセラー](https://kanri-syoku.com/glossary/1768/): 職を探している人に対し、その人の価値観や... - [キャリアプラン](https://kanri-syoku.com/glossary/1769/): ビジネス上の経験をどのように積んでいくか... - [クロスファンクショナルチーム](https://kanri-syoku.com/glossary/1770/): 組織全体の課題を解決するために、部門の垣... - [高度プロフェッショナル制度](https://kanri-syoku.com/glossary/1771/): 高度の専門的知識を有するなどの特定の条件... - [キャリアパス](https://kanri-syoku.com/glossary/1772/): 企業や行政機関などの組織内において、特定... - [コーピング](https://kanri-syoku.com/glossary/1773/): 心の健康を維持するための対処法。ストレス... - [ケイパビリティ](https://kanri-syoku.com/glossary/1774/): ビジネス用語としてのケイパビリティは、企... - [健康経営](https://kanri-syoku.com/glossary/1775/): 経営者が従業員の健康管理を経営的な視点で... - [ケースメソッド](https://kanri-syoku.com/glossary/1776/): 実際に起きた事例や判例を用いた教育法また... - [コーポレート・ガバナンス](https://kanri-syoku.com/glossary/1777/): 経営陣の責任を明確にして経営の透明性を図... - [36協定](https://kanri-syoku.com/glossary/1778/): さぶろくきょうてい、と読む。労働基準法第... - [裁量労働制](https://kanri-syoku.com/glossary/1779/): 一定時間を労働時間とみなす仕組み。例えば... - [サステナビリティ](https://kanri-syoku.com/glossary/1780/): 英語のsustainabilityは「持... - [シェアードサービス](https://kanri-syoku.com/glossary/1781/): 複数の企業で構成する企業グループが、人事... - [社外取締役](https://kanri-syoku.com/glossary/1782/): 取締役のうち、取締役になるまでその会社に... - [職能資格制度](https://kanri-syoku.com/glossary/1783/): 従業員を職務遂行能力に応じて格付けし、そ... - [ジェンダーフリー](https://kanri-syoku.com/glossary/1784/): 男女平等の考え方。性別で役割を考えない思... - [CDP](https://kanri-syoku.com/glossary/1785/): 経歴開発計画、または企業が従業員を育成す... - [心理的安全性](https://kanri-syoku.com/glossary/1786/): 「心理的安全性が高い環境」とは、組織やチ... - [職種別賃金](https://kanri-syoku.com/glossary/1787/): 職種ごとに賃金体系を定める仕組み。企業の... - [職務分掌](https://kanri-syoku.com/glossary/1788/): 役職の業務内容や責任の範囲などを定めるこ... - [ジョブ・ディスクリプション](https://kanri-syoku.com/glossary/1789/): 職務記述書。ある職位の業務内容を詳細に書... - [デューデリジェンス](https://kanri-syoku.com/glossary/1790/): 企業の資産価値や投資対象商品の価値を評価... - [ジョブカード](https://kanri-syoku.com/glossary/1791/): 厚生労働省が作成を提唱している「生涯を通... - [AI(アプリシェイティブ・インクワイアリー)](https://kanri-syoku.com/glossary/1669/): Appreciative Inquiry... - [ワールドカフェ](https://kanri-syoku.com/glossary/1671/): 話し合いや会議の方式の名称。参加者がリラ... - [ホラクラシー](https://kanri-syoku.com/glossary/1672/): 役職や上下関係がないフラットな組織形態の... - [チェンジ・マネジメント](https://kanri-syoku.com/glossary/1673/): 組織を変革するマネジメント手法。または、... - [エゴグラム](https://kanri-syoku.com/glossary/1674/): 性格診断テストの一種。人の性格を、1)理... - [学習する組織](https://kanri-syoku.com/glossary/1675/): ラーニング・オーガニゼーション(Lear... - [デザイン思考](https://kanri-syoku.com/glossary/1676/): ビジネスでは、デザイナーがデザインすると... - [HRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)](https://kanri-syoku.com/glossary/1677/): Human Resource Manag... - [交流分析](https://kanri-syoku.com/glossary/1678/): 精神分析による心理療法のひとつ。人の心と... - [Tグループ](https://kanri-syoku.com/glossary/1679/): トレーニンググループの略。自己理解、他者... - [TOC](https://kanri-syoku.com/glossary/1680/): Theory of Constraint... - [ミッション・ステートメント](https://kanri-syoku.com/glossary/1681/): ミッションは「使命」、ステートメントは「... - [認知療法](https://kanri-syoku.com/glossary/1682/): 精神科医療の治療法のひとつ。ものの考え方... - [行動療法](https://kanri-syoku.com/glossary/1683/): 精神科医療の治療法のひとつ。患者の行動上... - [BSC](https://kanri-syoku.com/glossary/1684/): Balanced Scorecardの略... - [カウンセリング](https://kanri-syoku.com/glossary/1685/): 悩みを訴える人の話を聞き、相談にのり、助... - [バイアス](https://kanri-syoku.com/glossary/1686/): 「偏り」「偏見」「先入観」と訳される。心... - [ファミリー・トレーニング](https://kanri-syoku.com/glossary/1688/): ある職場の全員を参加させる企業研修や社員... - [ポジティブ心理学](https://kanri-syoku.com/glossary/1689/): 強みの心理学と呼ばれることもある。ポジテ... - [変容学習](https://kanri-syoku.com/glossary/1690/): 世界の見方を変えるための学習のこと。 人... - [アイスブレイク](https://kanri-syoku.com/glossary/1360/): アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会... - [アサーティブ](https://kanri-syoku.com/glossary/1361/): 攻撃的な表現や、控えめで曖昧な表現ではな... - [アセスメント](https://kanri-syoku.com/glossary/1362/): アセスメントという英語には、課税、査定、... - [アクションラーニング](https://kanri-syoku.com/glossary/1363/): グループで現実の問題に対処し、その解決策... - [ES](https://kanri-syoku.com/glossary/1364/): 従業員満足(ES)とは、顧客満足(CS:... - [e-learning](https://kanri-syoku.com/glossary/1365/): eラーニングとは、主にインターネットを利... --- ## 投稿 - [言える化](https://kanri-syoku.com/od/1872/): 業績が右肩上がりで、元気な企業の一つに、... - [やり過ぎない](https://kanri-syoku.com/od/1863/): 私の知人が、ドイツ人のご友人と海辺で談笑... - [「自分との対話の質を高める」](https://kanri-syoku.com/mindset/675/): コミュニケーションには二種類あります。一... - [「もしも○○になれば・・・」](https://kanri-syoku.com/mindset/686/): 幕末、西郷隆盛や大久保利通を輩出し、明治... - [なぜ実行されないのか?](https://kanri-syoku.com/od/684/): 仕事柄、ご縁をいただいた企業に訪問した際... - [疑う心](https://kanri-syoku.com/leadership/677/): 神奈川県の秦野市に元湯陣屋という旅館があ... - [良質な思考](https://kanri-syoku.com/leadership/688/): 前回のコラムで、老舗旅館「元湯陣屋」の経... --- ## 固定ページ --- # # Detailed Content ## 用語集 - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1792/ - 用語集カテゴリー: さ行 若手社員や中堅社員が自社の経営について提言する社内制度、またはその集まり。疑似役員会。 ジュニアは若手、後輩という意味。ボードは役員会を指す。 ジュニアボードを体験した若手・中堅社員は、経営感覚やマネジメント・スキルを身につけることができ、次世代のリーダー育成手法として導入されている。 1930年代に、アメリカの香辛料メーカー、マコーミック社が考案した。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1793/ - 用語集カテゴリー: さ行 企業が従業員に、希望する異動先や職種を自主申告させる人事管理手法。仕事の目標や職場の問題点、業務状況を自己評価させることを含めることもある。人事部や労務部門が取り扱う。 企業は自己申告制度によって、従業員の率直な意見を汲み取ることができ、職場の現状理解にも役立つ。異動、昇格、昇進、人事評価の資料になる。 従業員は、自身が希望するキャリア形成を期待できる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1794/ - 用語集カテゴリー: さ行 人材を「マネジメント型」「スペシャリスト型」「オペレーター型」などのタイプ別に分類し、可視化することを指す。 経営方針・戦略推進のための最適な組織編制を図るために行う。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1795/ - 用語集カテゴリー: さ行 自社株を、あらかじめ定めた金額(権利行使価格)で取得できる権利を取締役や従業員に与えること。取締役たちは、将来企業価値が上がり株価が上昇した時点でストックオプションの権利を行使すれする。相場より低価格になっている権利行使価格で自社株を買って売却すれば、利益を得ることができる。 アメリカで始まった報酬制度で、日本では1997年から導入された。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1796/ - 用語集カテゴリー: さ行 自分は行動・努力すれば「できる・良くなる」という心理状態を指し、自己効力感と訳される。 セルフ・エフィカシーを強めるものは、成功体験やモデリングとされる。モデリングとは、自分と似た人が成功することで「自分もうまくできる」という自信が湧くことを言う。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1797/ - 用語集カテゴリー: さ行 業績が悪化した企業が退職者を募り、自主的な退職を促して従業員を減らす仕組み。その際企業は退職金を増額したり、転職先を斡旋したりする。早期退職優遇制度と呼ぶこともある。 企業は早期退職制度によって人件費を減らして経営を立て直すことが期待できる。また整理解雇を回避するために早期退職制度を採用することもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1798/ - 用語集カテゴリー: さ行 グループ全体のパフォーマンスが、グループ・メンバー個々のパフォーマンスの総和より増加すること。自律的な個人が集まることによって高度なシステムや複雑な秩序が生まれること。創発はイノベーションを誘発すると考えられている。 物理学で使われる「発現、emergence」が語源。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1799/ - 用語集カテゴリー: さ行 ストレスに耐える力のこと。同じストレスが加わっても、ストレス耐性が強い人はメンタルに支障を来さないが、ストレス耐性が弱い人は心の病気などのストレス反応を引き起こす。 ストレス耐性は体質、性格、耐力、年齢、ライフスタイルによって決まる。ストレス耐性を高めるには、ストレス対策を知ること、自己の心身を知ること、行動を変えることが有効とされる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1800/ - 用語集カテゴリー: た行 人事評価において、評価者が評価尺度の中央値に引っ張られる傾向を示すこと。人事評価のエラーのひとつ。 例えば、従業員をA、B、C、D、Eの5段階で評価しなければならない場合、評価者がC評価ばかりを行うことを指す。評価者である上司が、被評価者である部下についてよく知らないと、無難な評価を下したくなり中心化傾向が起きる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1801/ - 用語集カテゴリー: は行 人やものを評価をするときに、目立っている特徴に引きずられて評価が歪んでしまうこと。人事評価のエラーのひとつ。 ハロー効果のうちポジティブ・ハロー効果は、目だってよい要素があると、その他の要素を実際以上に高く評価してしまうこと。ネガティブ・ハロー効果は、目立って悪い要素があると、その他の要素を実際以下に低く評価してしまうこと。 例えば、英語ができる従業員を評価するとき、仕事の評価を実際より高くしてしまうことはポジティブ・ハロー効果である。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1802/ - 用語集カテゴリー: か行 人事評価において、評価者による被評価者の評価が甘くなること。例えば、上司が長年一緒に仕事をしてきた部下を評価するときに、能力や実績より高く評価してしまうことは寛大化傾向である。人事評価のエラーのひとつ。 また、評価者が被評価者のことをよく知らない場合、被評価者からよく思われたいという心理から寛大化傾向が現れてしまうこともある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1803/ - 用語集カテゴリー: ら行 人事評価において、複数の評価項目の内容がそれぞれ独立しているにも関わらず、評価者の偏見などによって同じ観点ですべての評価項目を評価してしまうこと。 人事評価のエラーのひとつ。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1804/ - 用語集カテゴリー: は行 人事評価をするときのエラー。 評価者によって違いが生じてしまうことがあり、これを「評価エラー・評定誤差」などという。 代表的な評価エラーは次のとおり。 中心化傾向:評価をするときに尺度の中央値に引っ張られる現象 ハロー効果:目立っている特徴に引きずられて評価が歪んでしまうこと 寛大化傾向:評価者が被評価者を実際より高く評価してしまうこと 厳格化傾向:評価者が被評価者を実際より低く評価してしまうこと 逆算化傾向:最終評価を決めてから個々の評価項目を評価してしまうこと 論理誤差:複数の独立した評価項... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1805/ - 用語集カテゴリー: は行 人事評価を行った後に、評価者である上司が、被評価者である部下と面談し、評価の内容を説明する仕組み。 評価結果だけでなく、これから評価点数を高めていくための課題・方策も対話することが望ましい。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1806/ - 用語集カテゴリー: か行 人事評価を行う直前の出来事に引っ張られて評価してしまうこと。人事評価のエラーのひとつ。 評価者である上司は、被評価者である部下の評価期間の活動を総合的に評価しなければならない。しかし、評価記録が付けられていない・評価スキルが低い上司は、人事評価を行う直前の被評価者の出来事を中心に評価を下してしまう。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1807/ - 用語集カテゴリー: か行 人事評価において、最終評価を決めてからそれぞれの評価項目を評価していく傾向のこと。人事評価のエラーのひとつ。 「昇格や昇給に影響を与える最終評価さえ間違わなければよい」「指示に従う部下の最終評価を高くしたい」などの心理がある評価者は、逆算化傾向に陥りやすい。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1808/ - 用語集カテゴリー: た行 人事評価において、評価者の上司が自身を基準にして、被評価者の部下を評価してしまうこと。評価者の得意分野の評価項目では厳しく評価し、不得手な分野の評価項目では甘く評価してしまうこと。人事評価のエラーのひとつ。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1809/ - 用語集カテゴリー: 英数字 特定の分野を極めつつ、それ以外の分野にも知見を持つ人材のこと。「T」の「長い縦棒」が特定の分野を意味し、「短い横棒」がそれ以外の分野を意味する。 ひとつの領域に特化しているI型人材はスペシャリストとして重宝されるが、ビジネスが多様化すると対応できない業務が増えてくる。ビジネスパーソンは、得意分野を極めたらそれに安住することなく、幅広い視野を持つT型人材を目指すことが望ましいとされる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1810/ - 用語集カテゴリー: た行 従業員が定年年齢の60歳に達して退職した後に、再雇用すること。継続雇用制度のひとつ。 高年齢者雇用安定法8条は、企業などの事業主が労働者の定年を定める場合、60歳を下回ることができない、と定めている。さらに同9条では、定年を65歳未満に定めている事業主は、65歳まで安定した雇用を確保しなければならない、と定めている。そのうえで事業主に、1)定年年齢を65歳まで引き上げる、2)65歳までの継続雇用制度を導入する、3)定年そのものを廃止する、のいずれかを選択するよう義務づけている。 定年後再雇用は、... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1811/ - 用語集カテゴリー: た行 AI(人工知能)に用いられる技術である機械学習のひとつ。深層学習と訳される。 ディープラーニングのベースになっているのは、人間の脳と神経の仕組みを模したニューラルネットワーク。この技術によりAIはビッグデータのような莫大な量の情報のなかから法則性をみつけ出し、事象の予測を高い確度で行えるようになった。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1812/ - 用語集カテゴリー: た行 幼いころから、パソコン、インターネット、スマートフォン、コンピュータ・ゲーム、デジタル家電などのデジタル技術に慣れ親しんでいる人たちのこと。または、デジタル技術が一般家庭に浸透し始めた1980年代以降に生まれた人のこと。ネット世代とも呼ばれる。 デジタルネイティブたちは、従来の常識や価値観にとらわれない独創的な発想でイノベーションを生み出すことが期待される一方で、現実世界でのコミュニケーション能力の低さを指摘されることもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1813/ - 用語集カテゴリー: 英数字 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(本部・東京都千代田区)が行っている、英語を母語としない人を対象にした世界共通の英語テスト。 受験者には合格・不合格ではなく、スコア(点数)を提示する。Test of English for International Communicationの略。 1)聞く・読む力を測るTOEIC Listening & Reading Test、2)話す・書く力を測るTOEIC Speaking & Writing Tests、3)話す能力を直接測るTOEIC... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1814/ - 用語集カテゴリー: た行 同じ労働内容であれば同額の賃金であるべき、との考え方。2020年から正規雇用労働者と非正規雇用労働者との間の不合理な待遇差が禁止される(中小企業は2021年から)。 企業は基本給や賞与などの待遇を、1)職務内容、2)職務内容・配置の変更の範囲、3)その他の事情の違いに応じた範囲で決定しなければならない。これを不合理な待遇差の禁止という。 また、企業は1)と2)が同じ場合、待遇について同じ取り扱いをする必要がある。これを差別的取扱いの禁止という。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1815/ - 用語集カテゴリー: た行 データを元に次の行動を決めたり、行動したりすること。 データドリブン経営とは、データやアルゴリズムなど、客観性が高い情報に基づいて意思決定をしたり会社を運営したりすること。経験と勘と度胸による経営とは対照的な考え方。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1816/ - 用語集カテゴリー: た行 デジタル技術によって起きる破壊的なイノベーションのこと。disruptionは破壊、分裂という意味。アメリカ・シリコンバレーで生まれた造語。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1817/ - 用語集カテゴリー: ら行 前提や制約を取り払って、発想を広げる思考法。水平思考。lateralは「横の、横からの」という意味。 例えば、4個のオレンジを3人でわける方法を考えるとき、通常は3人に1個ずつ渡して残りの1個を3等分する、と考える。しかりラテラル・シンキングを身につけると、4個のオレンジをジュースにして3人でわける、といったアイデアを生み出せるようになる。提唱者はエドワード・デボノ氏。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1818/ - 用語集カテゴリー: な行 ジェスチャーや態度、表情、声、行動など、言葉以外の情報を元に意思疎通するコミュニケーション方法。非言語コミュニケーションと呼ばれる。 non-verbalは「口頭ではなく」という意味。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1819/ - 用語集カテゴリー: は行 重大事故が発生するメカニズムに関する経験則。アメリカの損害保険会社のハーバート・ハインリッヒ氏が労働災害事故の発生状況を調べたところ、1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故があり、その背景には300件の事故につながりかねなかったミスがあることがわかった。 ハインリッヒの法則にしたがえば、重大事故を起こした企業が再発防止策を講じるとき、事故の直接的な原因を排除するだけでは足りず、労働者の意識といった一見事故と関係のないことにも注意しなければならない。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1820/ - 用語集カテゴリー: は行 子供の学習において、まずは家庭でタブレットなどを使って初学の授業を受け、学校で復習や宿題を行うこと。一般的な学習は、学校で初学の授業を受け、家庭で復習や宿題を行うので、それが反転している。 子供は知識のインプットを家庭で自主的に行うことになるので、現在持ち合わせている知識を最大限活用して理解しようとする。そして学校では知識をアウトプットすることになるので、知識の活用方法を身につけることができる。教師は子供のアウトプットを受け止めることで、子供たちの理解度を把握しやすくなる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1822/ - 用語集カテゴリー: 英数字 事業継続計画(Business Continuity Plan)は、企業が緊急事態に遭遇したときに損害を最小限にとどめて早期復旧するための方策をまとめたもの。 緊急事態には、地震、風水害、感染症、設備事故、火災、テロ、システム障害などがある。 BCPでは、1)優先して復旧する中核事業、2)中核事業の目標復旧時間、3)緊急時に提供できるサービスのレベル、4)事業拠点、生産設備、原材料調達先の代替策、などについて全従業員や取引先、顧客と取り決めておく。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1823/ - 用語集カテゴリー: ま行 企業が自社の従業員の満足度や問題意識などを分析、解析すること。従業員意識調査。 無記名でのアンケートを行うのが一般的。労働条件、人間関係、管理体制、業務内容、自己意識などについて尋ねる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1824/ - 用語集カテゴリー: 英数字 お互いに重複がなく(Mutually Exclusive)、全体的に漏れがない(Collectively Exhaustive)という意味。マーケティング用語で、ロジカル・シンキング(論理的思考)を実行するための基本的な態度。ミーシーもしくはミッシーと読む。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1825/ - 用語集カテゴリー: ら行 論理的思考。問題や課題を細分化して、細分化した問題や課題を情報と仮説で分析し、筋道を立てて解決方法やビジネスモデルをつくっていく。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1826/ - 用語集カテゴリー: ら行 幅広い知識を身につけて、異なる考え方やこれまでになかったアプローチを採用してビジネスや学業に取り組む姿勢。 古代ギリシャ・ローマ時代の文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽の「自由7科」が起源。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1827/ - 用語集カテゴリー: は行 企業などの組織が将来像を表明すること。 ビジョン・ステートメントを作成することで、従業員などのメンバーが目標や価値観を共有することができる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1828/ - 用語集カテゴリー: ま行 1980年代から2000年代初頭に生まれ、2000年代に成人になる世代。1981~1996年に生まれた人、と明確に特定されることもある。 インターネットやITなどのデジタル技術に親しんでいる特徴がある。 また、起業家マインド、個人主義、ブランドの否定、結婚制度への懐疑的な態度、コミュニティ重視、といった特徴があるといわれている。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1829/ - 用語集カテゴリー: ま行 心理療法のひとつで、今この瞬間に集中して注意を向ける、気持ちの持ち方。 心の病を引き起こすレベルの強いストレスを受けたり、受けそうになっているときに実行し、ストレスの問題を根本的に解決することを目指す。 また、健康な人がマインドフルネスに取り組めば、集中力を高めたり、コミュニケーション能力が向上したり、生産性が上がったりすることから、企業が従業員に推奨することもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1754/ - 用語集カテゴリー: ま行 1~5分程度で学べる勉強法。インターネットを使って学習するeラーニングの一種。小さい数値を意味するマイクロに、学習を意味するラーニングをつなげた造語である。 学習分野は、英語、論文の書き方、プレゼンテーションの方法、メンタルヘルス、経営戦略など多岐にわたる。多忙なビジネスパーソンが空いた時間を使って小刻みに学ぶことができる。 資格を取得するためのマイクロラーニングなどは有料や会員限定で配信されるが、無料動画の形でネット配信されているものもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1755/ - 用語集カテゴリー: か行 カタルシスとは、混沌や不安が解消された後の快感のこと。浄化と訳されることもある。カタルシス効果は心理学で使われる用語で、不安や葛藤を抱える人に、カタルシスを体験させることで心の緊張を解く。 カタルシス効果は、ビジネスシーンでは研修で用いられることがある。カタルシス効果を狙った研修では、参加者に自分の気持ちを他のメンバーに伝えることで自身の内面を解放することを促し、コミュニケーション能力を高めることを目指す。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1756/ - 用語集カテゴリー: あ行 作業の行為者に報酬を与えることで、かえって作業のモチベーションを低下させてしまう現象のこと。undermineの意味は「土台を壊す」「徐々に弱らせる」。 例えば、愛犬にエサを与えたり散歩させたりすることを自発的に行い、それに喜びを感じている子供がいたとする。ところ親が、子供が愛犬をかわいがるたびに、子供に菓子や小遣いを与えると、子供は報酬を得る目的で犬を扱うようになり、報酬を得ないと愛犬の世話をしないようになる。ひいては、その子は愛犬をかわいがる喜びも失う。 日本企業でも、成果を挙げた従業員に成... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1757/ - 用語集カテゴリー: さ行 適切に仕事を割り振ること。任命。jobは仕事、assignは割り当ての意。 ジョブアサインという言葉が中立的な意味で使われることはまれで、ビジネスパーソンが昇給や昇格をしたり、または減給や降格をしたりしたときに業務内容が変わった場合に「ジョブアサインが変更された」「ジョブアサインされた」と使うことが多い。単に「業務内容が変わった」と表現するより、仕事の割り振りの適切さを強調できる。 ジョブアサインは、人々に仕事を与える経営者、管理職、上司、プロジェクトリーダーの必須スキルである。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1758/ - 用語集カテゴリー: 英数字 自己資本利益率。自己資本に占める利益の割合。Return on Equityの略。自己資本に対してどれだけ利益を生み出しているのかを示す指標。 「ROE=当期純利益÷自己資本×100」で算出され、単位は%。 ROEは企業の評価に使われる。その数値が高いほど株主や投資家から、自己資本で効率よく利益を生み出している企業とみなされる。 一方、ROEが低い企業は経営効率が悪いとみなされ、株主の魅力は下がる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1759/ - 用語集カテゴリー: 英数字 総資産利益率。Return on Assetsの略。計算式は、ROA=当期純利益÷総資産×100となる。 ROAが高くなるほど、投下資金に対して効率的に利益が上げられていることになり、良好な経営がなされていると判断できる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1760/ - 用語集カテゴリー: あ行 怒りの感情を制御すること、怒りを鎮めること。またはそのスキル。心理教育の一種。 1970年代にアメリカで生まれた考え方で、犯罪者への矯正プログラムに盛り込まれた。怒りを鎮めることで犯罪を抑制できると考えられた。 現代のビジネスシーンでは、無駄な衝突を避けるスキルとして注目されている。単に怒りを抑え込んだり、我慢したりするのではなく、そもそも怒らない心理をつくることを目指す。パワーハラスメントを引き起こしている人にアンガーマネジメント研修を受講させることもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1761/ - 用語集カテゴリー: 英数字 心の知能指数。Emotional Intelligence Quotientの略。「乗っている飛行機が乱気流に巻き込まれて機体が大きく揺れ始めたらどうするか」「自分にメリットがなくても相手を助けるか」といった設問の答えに応じて点数化する。点数が高いほど、自分の感情をコントロールして適切な行動が取ることができる、と評価される。 ビジネスではEQが高い人ほど業務遂行能力があるとされる。交渉を有利に進めるスキルや協力者を得るための人間性と、EQの数値に相関関係があるとされている。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1762/ - 用語集カテゴリー: あ行 あえて職場から離れた場所で打ち合わせをすること。真面目な話をしたいが、打ち合わせのメンバーにリラックスさせたいときに採用する会議手法。株式会社スコラ・コンサルタント(本社・東京都品川区)の登録商標。アメリカなどではリトリート(retreat、隠れ家)と呼ばれる。 公式の会議では、参加者が自身の職場での立場を背負って話をしたり、自分の主張を通すことに主眼が置かれたり、言ってよいことと悪いことを考慮したりする必要がある。これでは本音の話が出なかったり、委縮する者が出たりしてしまう。 一方、職場の人た... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1763/ - 用語集カテゴリー: 英数字 レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性別越境者)の頭文字を取った表現。性的少数者(セクシャル・マイノリティ)のこと。国内のLGBTの割合は人口の7. 6%(*1)、職場や学校でカミングアウト(告白)している人は27. 6%とする調査もある(*2)。 *1:電通ダイバーシティ・ラボ調べ。2015年調査。 *2:日高庸晴「LGBT当事者の意識調査」。2016年調査。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1764/ - 用語集カテゴリー: 英数字 ITや人工知能(AI)などのテクノロジーによって人事業務や人材活用を高度化する企業戦略。ヒューマン・リソース(人材)のHRと、テクノロジー(技術)を意味するテックを合わせた造語。 HRテックでは、クラウドやビッグデータ、AIを活用して、採用、育成、人事評価、人材戦略、組織運営などを行う。コンピュータを使った人事管理システムは従来からあるが、HRテックはそれを進化させたもの。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1765/ - 用語集カテゴリー: あ行 組織外の知識や技術を積極的に取り入れてイノベーションを起こす取り組み。対義語は自前主義(クローズド・イノベーション)である。イノベーションは技術革新と訳される。 文部科学省は、競争がグローバル化して激化するなかでクローズド・イノベーションでは限界があり、オープン・イノベーションが必要であると説く。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1766/ - 用語集カテゴリー: あ行 組織やプロジェクトチームのメンバーが情熱と責任感を持って行動できるようにするための取り組み。リーダーは、参加者がオープンな雰囲気で話し合えるように環境整備する必要がある。 オープンスペーステクノロジーは、メンバーが情熱を失っていたり、組織のミッションがメンバーに共有されていなかったり、経営陣と従業員の間に意識の差があったりするときの解決策として開発された。 提唱者のハリソン・オーウェン氏は、会議よりも会議の後のコーヒーブレイクのときのほうが生産的な議論ができることに気がついた。そこでそのオープン... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1767/ - 用語集カテゴリー: か行 顧客が購入に至るまでの過程のこと。マーケティング領域で頻出する用語。 現代は、顧客が商品やサービスの存在を知る方法も、興味を持つきっかけも、購入する手段も多様化した。顧客は市場のなかで旅人のように振る舞うようになったことから、企業は「顧客の旅」を追う必要が出てきた。 ビッグデータやAI(人工知能)を活用することで、顧客の旅を正確かつ克明に追跡できるようになっている。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1768/ - 用語集カテゴリー: か行 職を探している人に対し、その人の価値観や能力や職歴などを総合的に判断して、適切な職業や仕事の助言をする専門職。現在の仕事に悩んでいる人を支援することもある。 転職支援企業や人材紹介業、派遣会社などに配置されている他、企業が人事部や労務部に置くことがある。 離職率の高さに悩む企業は少なくないが、キャリカウンセラーが企業と求職者・労働者のマッチングを図れば定着率の向上が期待できる。 また企業内のキャリアカウンセラーは、自社の従業員のキャリアパス(必要な経験やスキルを獲得する順序)についてアドバイスす... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1769/ - 用語集カテゴリー: か行 ビジネス上の経験をどのように積んでいくかを描く計画。または、ある職位に就任するまでの計画。さらに、難易度が高いスキルや合格が難しい資格を獲得するための長期的なスケジュールを指すこともある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1770/ - 用語集カテゴリー: か行 組織全体の課題を解決するために、部門の垣根を超えて優秀な人材を集めたチームのこと。企業の場合、社外から人材を調達することもある。クロスは「混じり合う」、ファンクショナルは「機能的な」という意味。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1771/ - 用語集カテゴリー: か行 高度の専門的知識を有するなどの特定の条件を満たした労働者に、労働基準法上の労働者保護の規定を適用しない仕組み。2018年に成立した、働き方改革関連法上の制度。脱時間給制度と呼ばれることもある。 対象となる労働者の条件は次のとおり。 高度の専門的知識を有する、金融工学を用いた金融商品の開発者、株式のトレーダー、投資アナリスト、経営コンサルタント、研究開発者 職務の範囲が明確になっている 年収1,075万円以上 対象労働者が同意している --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1772/ - 用語集カテゴリー: か行 企業や行政機関などの組織内において、特定の職位や職務に就くために必要な経験やスキルや資格を獲得する順序、またはルート。キャリアアップの道筋。 人事部や管理職は、従業員や部下にキャリアパスを明示することで「このキャリアを積めばこの地位に就くことができる」と約束することになるので、公正な人事になる。また、従業員から人事部に「なぜ自分は昇格できないのか」といったクレームが出されたとき、人事部は「キャリアパスとおりのキャリアを積んでいないため」と合理的に反論できる。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1773/ - 用語集カテゴリー: か行 心の健康を維持するための対処法。ストレス・コーピングということもある。copeは「対応する」という意味。 現代日本はストレス社会であり、職場のストレスがうつ病を発症させ、自殺に至ることもある。したがって、ストレスを軽減させるコーピングは現代人に必須のスキルであるといえる。 ストレスが心の病を引き起こすまでには、1)ストレッサーの出現、2)ストレスの認知、3)ストレス反応、という段階がある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1774/ - 用語集カテゴリー: か行 ビジネス用語としてのケイパビリティは、企業などの組織の総合的な力や能力のこと。capabilityの本来の意味は「能力、才能、性能、将来性、戦闘能力」など。 企業には、内面的な力と外面的な力がある。ケイパビリティは内面的な力を指し、組織力や開発能力、経営スピード、効率性、高品質などがある。一方の外面的な力には、資本や設備、土地などがある。 従来型の経営が行き詰まり、イノベーションやグローバル化、多様性が重視される現代では、外面的な力よりケイパビリティ(内面的な力)が重視される傾向がある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1775/ - 用語集カテゴリー: か行 経営者が従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。健康な従業員が多い企業は、活力が増し生産性が向上するので、業績や株価の上昇が期待できる。健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標である。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1776/ - 用語集カテゴリー: か行 実際に起きた事例や判例を用いた教育法または教授法。ロースクールやビジネススクールで導入されている。 また従業員研修にケースメソッドを導入している企業もある。例えば新任課長研修において、社長や役員たちが実際に直面したトラブルを、参加者たちに疑似体験、模擬解決させる。こうすることで経営陣が求める分析力や洞察力などを、若い管理職たちに身につけさせることができる。 ケーススタディでも実際の事例を扱うが、こちらは資料の理解など受身の学習スタイルが一般的だ。ケースメソッドでは、研修の参加者が能動的に解決方法... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1777/ - 用語集カテゴリー: か行 経営陣の責任を明確にして経営の透明性を図ったり、取締役の業務執行を監督・監視すること。法令遵守も含む。 コーポレート・ガバナンスを直訳すると企業統治となるが、日本のビジネスシーンでは英語のコーポレート・ガバナンスをそのまま使うことが多い。 コーポレート・ガバナンスでは、業務の執行者である経営陣と利害関係者である株主や従業員などを明確にわけて考える。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1778/ - 用語集カテゴリー: 英数字 さぶろくきょうてい、と読む。労働基準法第36条に基づく労使協定のこと。労使協定とは、労働者と会社が規則や労働環境に関わることを取り決めたときに書面を交わすこと。 1日8時間、1週40時間を超えて労働者に時間外労働(残業)をさせるためには、36協定を締結し、それを労働基準監督署に届け出る必要がある。 36協定では、時間外労働を行う業務の種類や1日または1カ月または1年当たりの時間労働の上限などを決めなければならない。 さらに2019年4月から、36協定で定める時間外労働時間に「月45時間・1年36... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1779/ - 用語集カテゴリー: さ行 一定時間を労働時間とみなす仕組み。例えば「労働時間を8時間とみなす」と定めた場合、仮に実労働時間が10時間であっても、または6時間であっても、8時間分の賃金が支払われる。企業には人件費を抑制できるメリットがある。労働者にも、実労働時間がみなし労働時間を下回れば、同額の賃金でプライベート時間を長くすることができる。その一方で労働者に過重労働を強いることになるとの批判もある。 裁量労働制の対象となる労働者は労働基準法で定められている。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1780/ - 用語集カテゴリー: さ行 英語のsustainabilityは「持続することができる」という意味だが、社会、経済、環境の領域で使われるときは「正しく成長する」といったニュアンスを含む。つまり、持続可能性が低い社会や経済や環境は、トラブルや葛藤や紛争を引き起こし、ひいては破綻に追い込まれてしまう。 ビジネスでもサステナビリティは重視されていて、コーポレート・サステナビリティという言葉は、持続可能性を考慮した企業戦略が求められる、との考えから生まれた。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1781/ - 用語集カテゴリー: さ行 複数の企業で構成する企業グループが、人事や総務などの部門を一カ所に集約する取り組み。コスト削減や人材の有効活用、グループのミッションの共有化などの目的がある。 人事、総務、経理、法務、労務、情報システムなどの部署は間接部門と呼ばれる。営業や販売や開発などの部署が直接部門と呼ばれるのは、ビジネスに直結し、顧客に直接接するからである。したがって間接部門という言葉には、「利益を生まない」「儲けに関係しない」というニュアンスが含まれることがある。 そこで間接部門としては生産性や効率性を高めたり、社内サー... --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1782/ - 用語集カテゴリー: さ行 取締役のうち、取締役になるまでその会社に在籍したことがなく、さらに取引先企業や資本関係がある企業にも在籍したことがない人。社外取締役の業務は、経営の監視や事業の透明性の強化、企業統治の適正化など。社外取締役は原則、業務執行は担わない。 社外取締役は2002年の商法改正で導入され、2014年の会社法改正で大企業に強く促されるようになり、社外取締役を置かない企業は株主総会でその理由を説明しなければならなくなった。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1783/ - 用語集カテゴリー: さ行 従業員を職務遂行能力に応じて格付けし、その格に応じて給与や待遇、処遇などを決める人事制度で、日本独自の仕組みである。 職務遂行能力とは、その企業が従業員に期待する能力であり、必ずしもビジネススキルと一致するわけではない。したがって一般的に、ひとつの会社に長くいると職務遂行能力は高くなると考えられる。また、ある会社で培った職務遂行能力が、他社で通用しないこともある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1784/ - 用語集カテゴリー: さ行 男女平等の考え方。性別で役割を考えない思考。genderは性区別の意、freeは「~しない」という意味。 ビジネスでジェンダーフリーが問題になるのは、女性従業員の評価が低かったり、女性管理職が極端に少なかったりする場合が圧倒的に多い。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1785/ - 用語集カテゴリー: 英数字 経歴開発計画、または企業が従業員を育成するためのプログラム。CDPでは、従業員が自主的にスキルアップや学習に取り組む機会を設ける。career development programの略。 応募制の研修や社内FA制度はCDPの一種。研修を義務にするのではなく応募制にすることで、やる気のある従業員を支援することができる。社内FA制度は、プロ野球のFA(フリーエージェント)制を模したもので、従業員が部署異動を申し出ることができる仕組み。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1786/ - 用語集カテゴリー: さ行 「心理的安全性が高い環境」とは、組織やチームのメンバーが不安や恐れを感じることなく、安心して行動したり発言したりできる環境のこと。グーグルが「効果的なチーム」をつくるときの注意点のひとつとして提唱した。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1787/ - 用語集カテゴリー: さ行 職種ごとに賃金体系を定める仕組み。企業の本業に関わる重要な職種や、売上貢献度が高い職種、ストレスが大きく従業員がすすんで就きたがらない職種の賃金を高くする一方で、そうでない職種の賃金を下げる。 日本企業はあまり正社員には職種別賃金を採用しない。日本企業は、職種ではなく学歴や社歴で賃金を決めることが多い。例えば、大卒の同年齢の同期入社者は、入社後しばらくは職種や業務内容に関わらず同額の賃金が支払われることが一般的である。 職種別賃金は欧米で一般的に採用されている。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1788/ - 用語集カテゴリー: さ行 役職の業務内容や責任の範囲などを定めること。職務分掌規程として明文化している企業もある。 職務分掌を明示すると、責任の所在が明確になり、従業員に責任感が湧くメリットがあるが、自分の仕事以外しないという非協力的な雰囲気を生むデメリットがある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1789/ - 用語集カテゴリー: さ行 職務記述書。ある職位の業務内容を詳細に書いた文書。求人票に添付したり、採用した社員に渡したりすることで、求職者や社員に仕事の内容を明示する。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1790/ - 用語集カテゴリー: た行 企業の資産価値や投資対象商品の価値を評価すること。M&A(合併や買収)や不動産投資の場面などで使われる用語。 M&Aのデューデリジェンスでは、買い手企業(買収する企業)が売り手企業(買収される企業)の事業内容や財務状況、資産、負債、経営陣の質、従業員の質、取引先の質、顧客の質、生産設備、定款、登記事項などを確認する。デューデリジェンスによって買収価格が上下することもある。またデューデリジェンスの結果、買収を取りやめることもある。 --- - Published: 2019-07-29 - Modified: 2019-07-29 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1791/ - 用語集カテゴリー: さ行 厚生労働省が作成を提唱している「生涯を通じたキャリア・プランニング」および「職業能力証明」のツールで、形態は文書。ジョブカード制度。 求職者や学生が作成し、就職活動や転職活動で企業に提出する。 ジョブカードの書式は、履歴書の職歴欄や職務経歴書と似ている。 --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1669/ - 用語集カテゴリー: 英数字 Appreciative Inquiryの略で、組織や人材の本質をポジティブな問いを重ねることで探り、パフォーマンスをあげるチームや成果があがる仕組みを構築するプロセスのこと。 アプリシェイティブの意味は「真価がわかる」、インクワイアリーは「探求」。 問題がある組織でも肯定的な視点に立って見つめ直す。人が持つ能力や強みに焦点を当て、「どうなりたいか」「何を目指すか」を問いかけながら組織や仕組みを再構築する。 米国ケース・ウエスタン・リザーブ大学のデービッド・クーパーライダー教授と、シンクタンクで... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1671/ - 用語集カテゴリー: わ行 話し合いや会議の方式の名称。参加者がリラックスして自由な会話ができるように、カフェ(喫茶店)にいるような雰囲気で行う打ち合わせ。ワールドカフェを始めるときは、参加者に通常の会議形態ではないことを通知し、参加者どうしでお互いの価値観を知ることから始める。会議の場所はカフェに限らず、参加者を自宅に招いてもよい。 1995年代にアメリカのアニータ・ブラウン氏とデイビット・アイザックス氏が開発したとされている。 --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1672/ - 用語集カテゴリー: は行 役職や上下関係がないフラットな組織形態のこと。ホラクラシー型の組織では、意思決定の機能が構成メンバーに分散される。例えば企業の経営者が社内にホラクラシー型の組織を複数つくった場合、経営者は組織に役割を与える。なぜなら、ホラクラシー型の組織にはリーダーがいないからである。 ホラクラシー型の組織では管理や監督という業務がなくなるので、年長者やスキルが高いメンバーは無駄な仕事が減り生産性の向上が期待できる。また若年者やスキルが低いメンバーは、管理職や上司からのプレッシャーから解放され自律的に行動できる... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1673/ - 用語集カテゴリー: た行 組織を変革するマネジメント手法。または、組織を変革して経営を成功に導くプロセスのこと。ビジネスを成功させるツール、手法、プロセス、アイデアは日進月歩であるにも関わらず、変化を望まない人や既得権益を守ろうとする人によって組織の変革が滞ることがある。チェンジ・マネジメントでは、そのような保守的、内向き、非生産的な行動に対抗するために、危機感を組織内で共有し、変革ビジョンを示し、組織のメンバーが柔軟に行動できる環境をつくり、実際に行動したり行動させたりする。 アメリカでマサチューセッツ工科大学のマイケ... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1674/ - 用語集カテゴリー: あ行 性格診断テストの一種。人の性格を、1)理念力(controlling parent、支配的な親)タイプ、2)支援力(nurturing parent、養育的な親)タイプ、3)論理力(adult ego state、合理的な大人)タイプ、4)活発力(free child、自由な子ども)タイプ、5)協同力(adapted child、従順な子ども)タイプの5つのタイプにわける。 アメリカの心理学者、エリック・バーン氏が開発した。 --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1675/ - 用語集カテゴリー: か行 ラーニング・オーガニゼーション(Learning Organization)のこと。組織のメンバーそれぞれが能力を向上させる取り組みを継続して、理想のものを創造したり、新しい考え方を構築したり、互いに学び合ったりすることができる組織。理想の組織のひとつの姿といえる。アメリカでマサチューセッツ工科大学のピーター・センゲ教授が提唱した。 学習する組織を構築するには、1)メンバーの自己認識、2)思い込みの内省、3)ビジョンの共有、4)チーム全体で学習する態勢、5)システマチックに考える思考技術―の5つ... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1676/ - 用語集カテゴリー: た行 ビジネスでは、デザイナーがデザインするときの思考を経営やマーケティングに活用する取り組み、と理解されている。過去に前例のない問題が起きたり、未来に起きるであろう課題に対応することを目指す。 アメリカの経営学者でノーベル経済学賞を受賞した、ハーバート・サイモン氏が提唱した。 例えば携帯電話はデザイナーがデザインして誕生した。もしデザイナーが携帯電話をデザインしていなかったら、現代のスマートフォンビジネスやアプリビジネスも存在していないと想定される。 サイモン氏は、現状を好ましいものに変える道筋を考... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1677/ - 用語集カテゴリー: 英数字 Human Resource Managementの略で、人的資源管理と訳される。経営資源の3大要素であるヒト、モノ、カネのうち人材を最重要視する経営理念。 ヒト、モノ、カネはひとつでも欠けたらビジネスは成立しないが、人材はモノとカネを動かす力を有し、3つの要素のなかで唯一思考する力を持つ。したがってHRMでは、人材はモノやカネより上位の概念である。 一方、人材はモノやカネより管理が難しい。そのため育成という観点を持ち人材の潜在能力を引き出す必要がある。 HRMが登場する前は、PM(人事労務管理... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1678/ - 用語集カテゴリー: か行 精神分析による心理療法のひとつ。人の心と行動を快適にする心理学、と説明されることもある。嫌われるのが恐い、他人の行動にイラつく、周りの意見に流されやすい、といった問題を抱えている人を改善に導く。アメリカの精神科医、エリック・バーン氏が提唱した。 バーン氏は、人の自我には、1)親のように支配的に行動する自我、2)大人のように冷静に行動する自我、3)子供のように自由に行動する自我 の3種類があり、人によってどの自我をどの程度持っているかが異なる、と考えた。 いわゆる悪い癖は、このいずれかの自我が強く... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1679/ - 用語集カテゴリー: 英数字 トレーニンググループの略。自己理解、他者理解、グループ運営、リーダーシップに関する気づきを獲得するためのトレーニング。10人前後のグループにわかれて研修施設などに宿泊して実施する。講義を受けたり、グループ討論をしたり、ロールプレイングなどを行う。 提唱者はアメリカの心理学者、クルト・レヴェイン氏で、雇用差別問題を解決するためにソーシャルワーカーや教育関係者を集めてTグループを開催した。 Tグループはビジネスシーンの研修にも取り入れられていて、自他の存在を認めあったり、人間関係の在り方を主体的に考... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1680/ - 用語集カテゴリー: 英数字 Theory of Constraintsの略。「制約条件の理論」と訳される。企業には、収益を上げるという使命が課せられているが、さまざまな制約条件が発生するためその使命を果たすことは容易ではない。TOCでは、制約条件を排除すれば企業は最小の努力で最大の利益を得られる、と考える。 TOCの提唱者であるエリヤフ・M・ゴールドラット博士は、工場の生産能力は、ボトルネックになっている工程の能力以上には高まらないと見抜いた。したがって工場が生産性を高めるには、ボトルネックを解消すればよいことになる。この... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1681/ - 用語集カテゴリー: ま行 ミッションは「使命」、ステートメントは「声明、意見」。ミッション・ステートメントは企業や個人が、自社や自身の使命を公表し有言実行を目指すこと。 企業経営者がミッション・ステートメントを表明すれば、全社員が同じ目標や目的を持つことができる。企業のミッション・ステートメントには「人々を安全・安心に運び、心までも動かす」(トヨタ自動車)、「いかなる時代にあっても決して揺らぐことなく、常に世界から信頼される存在であること」(三菱UFJフィナンシャル・グループ)などがある。 また個人であれば、「自分より不... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1682/ - 用語集カテゴリー: な行 精神科医療の治療法のひとつ。ものの考え方や受け取り方を変えることで、気持ちを楽にしたり、行動をコントロールしたりする。例えば、コップのなかに水が半分入っているとき、「もう半分しかない」と思うと悲観的になるが、「まだ半分もある」と思えるようになると楽観的になることができる。 ビジネスでは、認知療法的に思考を変えることで、業務を軌道にのせることが期待できる。例えば、「100社に飛び込み営業をかけてもまともに話を聞いてもらえるのは1社にすぎない」と考えるのと、「100社に飛び込み営業をかければ1社には... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1683/ - 用語集カテゴリー: か行 精神科医療の治療法のひとつ。患者の行動上の問題に焦点を当て、適切な反応を習慣化できていないのか、不適切な反応が習慣化しているのかを検討する。そのうえで、適切な習慣を身につけ、不適切な習慣を修正するように導く。 ビジネスでは、行動療法的に自らの業務習慣を省みることで、適切な行動を取り、不適切な行動をやめることができる。 認知療法を合わせて認知行動療法と呼ばれることもある。 --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1684/ - 用語集カテゴリー: 英数字 Balanced Scorecardの略。バランス・スコア・カードと呼ぶこともあるが、業務評価システムや戦略的経営システムも同じ意味で使われる。 1)財務、2)顧客、3)業務、4)人材――の4つの視点で経営を評価し戦略を立てるマネジメント手法のこと。 経営者は資金調達に多大な影響を与える財務の視点を重視しがちである。しかし、例えば経営者が「キャッシュフローを改善する」という財務目標を立てても、具体的な戦略や計画がなければ従業員は動きようがない。 そこで、顧客の視点を持って「新規顧客を開拓する」と... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1685/ - 用語集カテゴリー: か行 悩みを訴える人の話を聞き、相談にのり、助言を与えたり指導したりする行為。精神科医療の治療法のひとつ。 ビジネスでは主に次の2つの意味で用いられる。 <心の病を発症した従業員へのカウンセリング> 長時間労働やパワーハラスメントなどにより、メンタルヘルスや仕事のストレスによる鬱(うつ)が社会問題化している。上司や管理部門の担当者は、従業員が心の病を発症する前にカウンセリングを通じて予防策を講じる必要がある。もしくは、心の病を発症した従業員に対し、精神科医によるカウンセリングをすすめる。 <カウンセリ... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1686/ - 用語集カテゴリー: は行 「偏り」「偏見」「先入観」と訳される。心理学における正常性バイアスとは、異常や危機に直面しても「大したことはない」と考える心理のことを指す。豪雨災害で避難指示が出ても「うちは大丈夫」と考えてしまうことも、正常性バイアスである。過去に避難指示が出ても被害を受けなかった経験がこの心理を生む。 ビジネスでもバイアスは弊害を生む。例えば経営者が、成功体験の記憶が強烈すぎてリスク管理を怠ることは、正常性バイアスの典型例である。 また、管理職が部下に対して「若いから」「経験が浅いから」「大学を出ていないから... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1688/ - 用語集カテゴリー: は行 ある職場の全員を参加させる企業研修や社員研修のこと。職場を家族と見立てていることが名称の由来。 職場の全員が、役職や地位に関係なく同じ時間に同じ場所で同じことを学んだりトレーニングを受けたりすれば、職場全体で課題解決に取り組む姿勢を養うことができる。また、経営者や管理部門が、特定の職場の意識改革を行いたい場合、ファミリー・トレーニングが有効である。 ファミリー・トレーニングの対極にあるのが、新人研修や新任課長研修などで、こちらは同じ役職や同じ地位の者を集めて実施する。 --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1689/ - 用語集カテゴリー: は行 強みの心理学と呼ばれることもある。ポジティブ心理学では、人や組織や社会に備わっている、本来あるべき正しい方向に向かう性質に着目する。そのようなポジティブな性質を科学的に検証、実証する。 個人も組織も企業も地域社会も国家も、ウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)を目指している。ポジティブ心理学では、ウェルビーイングを獲得するにはPERMAの5要素が必要であると考える。 P:ポジティブ・エモーション(積極的な感情) E:エンゲージメント(良好な状態をつくる活動への従事) R:リレーシ... --- - Published: 2019-06-20 - Modified: 2019-06-20 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1690/ - 用語集カテゴリー: は行 世界の見方を変えるための学習のこと。 人々が学習するのは、正しい思考を持ったり正しい行動を取ったりするためである。ところが人生経験を積むと、ものの見方や感じ方、考え方が固定化してしまう。これを準拠枠という。準拠枠が確定してしまった人がいくら新しいことを学習しても、従来のものの見方でしか世界を見ることができない。枠の外に出ることができないイメージである。 チームのなかに準拠枠が強固なメンバーがいると、リーダーが新しい方針を打ち出しても、その者はそれに従わない可能性がある。それではそのチームは目的を... --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1360/ - 用語集カテゴリー: あ行 アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。具体的には、自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多い。 --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1361/ - 用語集カテゴリー: あ行 攻撃的な表現や、控えめで曖昧な表現ではなく、相手の気持ちも尊重しながら、自分の気持ちや意見を誠実に、率直に、そして対等に表現することを意味します。 --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1362/ - 用語集カテゴリー: あ行 アセスメントという英語には、課税、査定、査定額、税額、そのための評価、判断などの意味がある。 日本ではそこから転じて、人物や環境などの対象物や事象を客観的に評価したり査定したりする、という「評価・査定」の意味で使用されることがほとんど。 たとえば、組織や企業において人材を適材適所で配置・登用し、育成を行うにあたって、試験やワーク、インタビュー等を用いて、客観的な人材評価を行うことを「人材アセスメント」というが、単純な人事評価・査定とは違った意味合いで使われている。 --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1363/ - 用語集カテゴリー: あ行 グループで現実の問題に対処し、その解決策を立案・実施していくプロセスで生じる、実際の行動とそのリフレクション(振り返り)を通じて、個人、そしてグループ・組織の学習する力を養成するチーム学習法のこと。問題解決と個人の能力開発、組織開発を同時にできることから、注目が高まっている。 --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1364/ - 用語集カテゴリー: 英数字 従業員満足(ES)とは、顧客満足(CS:customer satisfaction)に対比される概念で、従業員の業務内容や職場環境、人間関係などに対する満足度のこと。 ESとは、「Employee Satisfaction」の略で「Employee(従業員)Satisfaction(満足)」。 従業員満足(ES)の向上とは、従業員が満足と感じるような、イキイキと働ける環境を会社の戦略として積極的に整備し支援していくこと。 --- - Published: 2019-03-06 - Modified: 2019-03-06 - URL: https://kanri-syoku.com/glossary/1365/ - 用語集カテゴリー: 英数字 eラーニングとは、主にインターネットを利用した学習のこと。集合研修やスクールに通って学習を行う場合と比べて、遠く離れた場所でも学習できることや、自身のペースに合わせて学習できることなど多くのメリットがある。 主には自習としてPCやスマホ/タブレットで自宅や通勤するときなどに利用される。昨今はVRも登場し、体験学習や実技学習にも用いられる場合がある。 --- --- ## 投稿 - Published: 2025-06-30 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/od/1872/ - カテゴリー: 組織の潜在能力を引き出すために 業績が右肩上がりで、元気な企業の一つに、アイスクリームの「ガリガリ君」ブランドで有名な赤城乳業があります。 コーンポタージュ味の「ガリガリ君」など、斬新な商品を次々と投入したり、サッカー日本代表とのコラボレーションを仕掛けたり、ユニークな取り組みを行う企業です。 この赤城乳業の躍進の秘訣は、“見える化”になぞらえて、“言える化”と言われていますが、年齢・役職に関係なく、自由に言い合える社内の環境づくりを進めていることにあるそうです。 良い意味で、忖度せず、遠慮なく話せる関係であるか否かが、社員の... --- - Published: 2025-06-16 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/od/1863/ - カテゴリー: 組織の潜在能力を引き出すために 私の知人が、ドイツ人のご友人と海辺で談笑されていた時の話です。 突然、ご友人が「だから日本人は人を育てるのが下手なんだ。」と言ったそうです。 どういうことか? ご友人いわく、 「あそこに親子がいるでしょう。さっきまでは、子供が波打ち際で、砂でお城のような建物を一人で作っていたんだよ。」 「それに気付いた親が、こんな海の近くで作っていたら、波が来て溶けてしまうからと言ったんだろうね。」 「子供を波が来ない所まで連れていき、ここでやりなさいと言ってるんだよ。」 そして、 「日本人は過保護で、子供が失... --- - Published: 2025-06-02 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/mindset/675/ - カテゴリー: マインドセットの進化を果たすために コミュニケーションには二種類あります。一つは他者とのコミュニケーション。 もう一つは、普段ほぼ無意識で行っている自分とのコミュニケーションです。 具体的にいえば 内部対話 です。 内部対話は、日々、無自覚的に相当の数を行っています。たとえば、朝起きて着替えをする直前このような対話が行われています。 「今日の予定は?」 → 「午後から、大口得意先の部長と面談。夜は業界団体の会合」 「スーツは、どれがふさわしい?」→「紺色で赤いペンシル・ストライプの入ったスーツがいい」 「シャツは?」→「白」 「ネ... --- - Published: 2025-05-26 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/mindset/686/ - カテゴリー: マインドセットの進化を果たすために 幕末、西郷隆盛や大久保利通を輩出し、明治維新をリードした薩摩藩。 日本の西南端にある辺境の藩であるにも関わらず、なぜリーダーシップを発揮して維新を為し得たのでしょうか? 琉球王国(沖縄県)を窓口とした中国との貿易。そして、奄美大島で栽培された砂糖の専売などによる財力。 西郷隆盛の師であり、主君であった島津斉彬による科学技術振興、洋式軍備整備。 そして、薩摩隼人と称される、勇猛果敢な藩士たちの存在。 こうした力が薩摩を幕末の主役に押し立てたと一般的に語られます。 そして、これらのことに加えて 反実... --- - Published: 2025-05-19 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/od/684/ - カテゴリー: 組織の潜在能力を引き出すために 仕事柄、ご縁をいただいた企業に訪問した際、経営計画書を拝見する機会が多くあります。 中には、内容を見ていて素晴らしいものがあります。 記載されていることを進めていれば、客観的に考えて、業績は向上しているはずです。 ただ現実は、業績は上がっていない。 場合によっては、下降している会社もあります。 どうして、このような状況に陥るのか? もちろん様々な理由があるのでしょうが、経験上、このようなケースに共通しているのは、 いわゆる“絵に描いた餅”状態で、計画を実行していない ことにあります。 最近、ある... --- - Published: 2025-05-12 - Modified: 2025-05-12 - URL: https://kanri-syoku.com/leadership/677/ - カテゴリー: 変革リーダーシップの発揮 神奈川県の秦野市に元湯陣屋という旅館があります。 将棋・囲碁のタイトル戦を300回以上も開催している歴史と伝統ある老舗旅館です。 この元湯陣屋は、今から12年前の2009年に倒産の危機に瀕していました。 バブル期から右肩下がりで業績低迷が続き、ついに損益は数千万円の赤字が出る状態となり、負債を10億円抱えるまでに至っていたのです。 前年の2008年には社長が亡くなり、奥様が社長に就任されていたものの心労から入退院を繰り返していました。 売却先に、あるホテルチェーンが手を挙げましたが、リーマンショ... --- - Published: 2025-05-12 - Modified: 2025-05-08 - URL: https://kanri-syoku.com/leadership/688/ - カテゴリー: 変革リーダーシップの発揮 前回のコラムで、老舗旅館「元湯陣屋」の経営を立て直した宮崎夫妻をご紹介しました。 稼働の少ない月曜日午後から水曜日を全館休業にすることで、スタッフの完全週休2.5日制を導入してES(社員満足)とCS(顧客満足)とを両立。 旅館でありながら、業務のデジタル化を進めていく中で開発した自社システムを外販して、全社売上の20%以上を稼ぐ事業にまで育成。 サービス業とは無縁であった夫妻が、良い意味で素人目線をもって、業界常識、固定観念に縛られることなく、一言でいえば クリティカルシンキング と称される思考... --- --- ## 固定ページ ---