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用語集

GLOSSARY

デザイン思考

ビジネスでは、デザイナーがデザインするときの思考を経営やマーケティングに活用する取り組み、と理解されている。過去に前例のない問題が起きたり、未来に起きるであろう課題に対応することを目指す。
アメリカの経営学者でノーベル経済学賞を受賞した、ハーバート・サイモン氏が提唱した。

例えば携帯電話はデザイナーがデザインして誕生した。もしデザイナーが携帯電話をデザインしていなかったら、現代のスマートフォンビジネスやアプリビジネスも存在していないと想定される。

サイモン氏は、現状を好ましいものに変える道筋を考案する人は誰でもデザイン思考で活動している、と定義している。「箱の外で考えること」と定義されることもある。改善が「箱のなかで考える」行為だとしたら、デザイン思考をする者は「箱の外」に出て実現可能かどうかを考慮せずアイデアを出したり実践したりする。

デザイン思考では、1)顧客への共感、2)ニーズの定義、3)仮説とアイデアの創出、4)試作、5)検証――を実施する。

この記事の監修・筆者

志水浩株式会社新経営サービス 専務執行役員
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。 管理者に対する、成果性の高い人材開発プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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